カブトムシ

カブトムシの産卵方法

カブトムシに魅了されたみなさん、ようこそ!そろそろ、卵を産ませてみたい、幼虫を観察してみたいと思った方もいるのではないでしょうか。

みなさんの悩み・・・

 ・産卵させるためにはなにを準備すればいいの?

 ・飼育ケースの大きさはどれくらいがいいの?

 ・マットはどれを使ったらいいの?

 ・温度は何度くらいがいいの?

 ・どうセッティングしたらいいの?

こんな悩みを解決します。

当記事では、初心者でも簡単にできる、カブトムシの産卵方法について紹介します。

毎年カブトムシを飼育している私がいつもやっていることをまとめました。ここに記載した内容通りやっていただければ、全く分からない方でも簡単に産卵させることができます。

では、さっそくやっていきましょう!

準備するもの

産卵させるためには、準備が必要です。以下のものを準備しましょう。ホームセンターやペットショップにいけば、購入できます。

準備すべき道具

・飼育ケース(虫かご)

・産卵、幼虫用のカブトムシマット

・転倒防止材

・昆虫ゼリー

・衣装ケース又はたらい

✔準備すべき道具

準備すべき各道具について簡単に説明します。

飼育ケース

ほとんどの場合、産卵用の飼育ケースは中型サイズがおすすめです。カブトムシのメスがとても大きい場合、たくさん卵を産ませたい場合は、大型の飼育ケース又は衣装ケースなどの大きなケースを準備しましょう。

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産卵・幼虫用のカブトムシマット

マットは必ず産卵用又は幼虫用と記載のあるものを準備してください。中型ケースの場合は、1袋10LのものがあればOKです。大型のケースや衣装ケースなどを使う場合は10Lを複数購入しておきましょう。できれば、昆虫ショップなどで購入したいところですが、初心者の方の場合、そこまで本格的じゃなくても、と考えている方も多いと思います。

そこで、市販で購入できるものでおすすめのマットを紹介します。

市販で購入できるマットでおすすめは、SANKO(三晃商会)の「育成マット」です。国産カブトムシは、産卵も幼虫もこれがあれば問題ありませんし、幼虫も大きく育ちます。うちでも、育成マットで卵をたくさん産んでいますし、幼虫も大きく育っています。(昆虫専門店などで購入する場合は、お店の方におすすめを聞いて購入すると良いでしょう)

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転倒防止材

成虫管理と同様、転倒しないように木の枝などを必ず準備しましょう。 カブトムシが小さい場合は、園芸用の鉢底ネットを切って足場にするのも OKです。私は、ホームセンターの端材を適当な大きさに切って使っています。

昆虫ゼリー

市販の昆虫ゼリーであれば、どれでもOKです。本格的にブリードする場合は、栄養価の高いゼリーなどを使う場合もありますが、そこまでこだわらなくても市販の昆虫ゼリーでも問題ありません。うちでも市販の昆虫ゼリーでたくさん産卵していますので問題ないですよ。

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衣装ケース(又はたらい)

マットに加水したり、マットのガス抜きをする際に使用します。市販のマットは、加水やガス抜きをしなくてもそのまま使える場合がほとんどですが、稀に再発酵や嫌気発酵により変なにおいがするケースがあります。いやなにおいがした場合は、ガス抜きをしてから使うことになりますし、今後幼虫飼育する場合にも使うことになりますので、今回を機にあわせて用意しておきましょう。本格的にブリードを考えている方は、トロ船を用意しておくと作業がとてもやりやすくなりますので検討してみてはいかがでしょうか。トロ船は40L~60Lあたりがおすすめです。

産卵環境作り

道具のセッティング

道具の準備ができたら、次は産卵させるための環境作りをしていきます。

マットの加水、ガス抜き

市販のマットは、ある程度加水してある為、そのまま使用できる場合が多いですが、一度衣装ケースに出して確認していきます。

まずは、においの確認をしましょう。土のようなにおいであれば、そのまま使っても問題ありません。しかし、稀に発酵臭がする場合があります。この場合は、必ずガス抜きという作業を行ってください。ガス抜きの方法については、以下のリンクをご覧ください。

ガス抜きが終わったら、次に加水していきます。マットを握って固まり、少し触ると崩れるくらいであれば、加水せずそのまま使ってください。握っても固まらない場合は、水分が少ないため、加水して水分調整をします。その場合は、マットを握って固まり、少し触ると崩れるくらいがおすすめです。握ったときに水分がにじみでるような場合は、加水のしずぎですので、天日干しして水分調整してから使いましょう。

発酵マットを飼育ケースに詰める

まずは発酵マットをケースに詰めます。飼育ケースの6割~7割程度を固く詰めてください。この時、ケースが割れないように注意しましょう。ケースの下に本などをあてて押し込むと割れずに固く詰めることができます。指や拳で少し強めに押し込んでもへこまない程度に固まっていればOKです。国産カブトムシの場合は、そこまで厳密にやらなくても産卵しますので、まずは感覚でやってみましょう。固い層の上は、1㎝~2㎝程度ふわっとマットをいれます。上段は、固める必要はありません。

転倒防止材、昆虫ゼリー、成虫を入れる

マットを入れ終わったら、転倒防止材、昆虫ゼリー、最後にカブトムシのメスをいれてフタをします。スリットの多い飼育ケースを使用する場合は、コバエ除けシートをフタとケースの間に挟んでおきましょう。セットし終わったら、25℃くらいの涼しい場所で管理しましょう。温度が高いとマットが再発酵したり、メスが死んでしまう可能性がありますので注意してください。最初のうちは、マットが熱くなっていないか、カブトムシがちゃんとマットに潜っているか、毎日チェックしましょう。

最後に

いかがだったでしょうか?ホームセンターやペットショップですぐに揃えられますし、環境作りも簡単ですよね。上記の通り実践して、たくさん卵を産ませてみましょう。2週間~3週間ほどしたら卵を産んでいるか確認してみましょう。
卵の採卵や管理方法については、以下の記事をご覧ください。

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